『パルウイルス』(角川春樹事務所)
コロナ禍においてアメリカ疾病予防管理センター(CDC)で顧問として働き、ニューヨークのコロナ対策に尽力した遺伝子工学の研究者カール・バレンタインは、旧知のニックに仕事を依頼され、極秘にバイオ医薬品企業ナショナルバイオ社のP3ラボを訪れた。感染力のあるウイルスやバクテリアを扱うP3ラボ内で、カールは未知のウイルスを発見する。そのウイルスは死んではいたが、凶暴なエボラウイルスに似たものだった。
「もしこのウイルスが活性化したら……」。カールの懸念をニックは一顧だにしない。だがニックだけでなく多くの者が発症し、次第に感染者が増えていく。事態を収束させるために尽力するカール。
そしてウイルスを生物兵器に利用しようとする存在がちらつきはじめ――。
"RANSHIN -Samurai Crusaders-" (Museyon Books)
A violent storm sets the Crusaders adrift off the coast of Nippon (modern-day Japan), which has been under siege by Mongolian invaders from the Yuan Dynasty for several years. Hatred and distrust of foreigners run high among the locals. And Edward and his men are equally wary of their samurai captors, whose language they do not speak and whose culture they do not understand. After Edward heroically saves the life of the samurai leader from a Mongolian scouting party, barriers between East and West begin to fall.
『落葉』(幻冬舎文庫)
「ビジョンハッカー」……未来のあり方を書き換える次世代リーダーたち。
パーキンソン病を患い、鬱屈した日々を送る内藤。還暦を迎えても何とか一人で歩いていたが、ある日街で姿勢を保てなくなり倒れてしまう。助けたのは通りがかりのユーチューバーやゲーム好きの学生らだ。この出会いが内藤に変化をもたらす。病の進行を抑える秘策を彼らと練り始めて……。衰えに抗う人と世を変えたい若者の心の交流を描く感動作!
『EV(イブ)〜日本自動車産業の凋落〜』(ハルキ文庫)
ガソリンエンジン車の新車販売禁止が近づく。 電気自動車への全面移行に遅れた日本。 日本の自動車業界は崩壊するのか?
それとも、起死回生の一手はあるのか?――。
『首都感染』で新型コロナ感染拡大を予言した著者が描く、〝日本経済、予言の書〟解禁!
『高嶋哲夫初期短編集』(風企画)
『M8』『TSUNAMI』『東京大洪水』『富士山噴火』などの自然災害シリーズ、また世界中で起こるウイルスパンデミックを10年以上前に「予言」していたと話題になった『首都感染』などを描いてきた高嶋哲夫の初期短編集。
それぞれ新聞・小説誌などに掲載された作品を含む5作を収録。
※電子書籍(Amazon Kindle)のみの独占販売です!
『イントゥルーダー 真夜中の侵入者』(文春文庫)
25年前に別れた恋人から突然の連絡が。「あなたの息子が重体です」。日本を代表するコンピュータ開発者の「私」に息子がいたなんて。このまま一度も会うことなく死んでしまうのか…。奇しくも天才プログラマーとして活躍する息子のデータを巡って、「私」は、原発建設がからまったハイテク犯罪の壮絶な渦中に巻き込まれていく。『首都感染』(講談社文庫)でパンデミックに陥った東京を描き再び注目を集める著者による第16回サントリーミステリー大賞・読者賞ダブル受賞作品。
『決戦は日曜日』(幻冬舎文庫)
地方都市に強い地盤を持ち、衆議院議員に何度も当選してきた川島昌平の事務所で私設秘書として働いている谷村勉。中堅秘書として議員のサポート役に徹し、政治への意欲はすっかり薄れてきていた。
ある日突然川島が病で倒れ、時を同じくして衆議院が解散する。
地盤を継いで選挙に出る人物として、川島の娘の有美が選ばれる。世間知らずであり、政界には疎いが熱意だけはあるご令嬢の有美を当選させるべく、谷村は東奔西走するのだが……。
表紙はダブルカバーです!映画版カバーは数に限りがありますのでお早めに!
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「神戸測候所」
春を感じる。ホーホケキョ。もちろん、エアコンなし。
昨日は、午前中シゴト。と言っても、途中からマゴが起きてきて、お話し。将来や現在について。ボクが高校生の時は、勉強しかなかった感じ。彼は……。まあ、内実は色々あるんだろうけど。出来るだけ力になってやりたい。いや、ボクを手伝ってもらいたい。お互い、得意分野を生かして。
一緒に出発して、彼は家へ。ボクは大阪へ。
「大阪女性文芸賞」の贈呈式。今回で休会。40回だから、スゴク、スゴク頑張ってる。会長さん、関係者の方たち、ご苦労様でした。ボクもある会の理事長をやってる。「何もしなくていいから」、と頼まれたんだけど。皆さん、協力して、楽しく仲良く有意義に。未来を目指して。
帰りにもちろん、オフロに入って自宅に。シゴトしようと思ってたんだけど、雑用だけでバタングー。
「物価対策に2兆円超」「地方交付金を追加」「地方創生臨時交付金」地域の実情により、柔軟に対応できるようにだって。アホとしか言いようがない、と言うと蹴飛ばされるか。ゴメン。でも、「ようは、経済単位が小さすぎる」んだ。現状でいくらあがいても、タカが知れている。『首都崩壊』で書いてます。日本の形を現在に合ったものに変える。
明日から東京。まったく用意していない。
「神戸測候所」真っ黒クロスケ。
昨日は、午前中、『チェーン・ディザスター』の粗筋を読み直していた。細部はまだ決まっていないけど、いつでも書き始めることはできる。人にはそれぞれの書き方がある。ボクは書くのが早いと、よく言われる。そうなのかなとも思うけど、他の作家さんを知らないから、分からない。書き始めると一日三十枚強のノルマを決めて、まず全体を荒く書き上げる。書きやすいシーンから。そうしているうちに、登場人物の個々の性格、粗筋の弱い部分、などがハッキリしてくる。何度もそういう作業を繰り返す。そして、完成度を上げていく。こう書くと簡単そうだけど、ボクなりに悩み、思考錯誤はします。今回は、チョット違うやり方。これも、思考錯誤だね。人生はただ突っ走って、後悔ばかりだけど。
午後、早めに出て、オフロに入り、明石の西の駅でマゴと待ち合わせ。彼は今日、ボーイスカウトのハイキング。夕方から一緒に「フェイブルマンズ」を見た。スピルバーグの自伝的映画と言われてる。アカデミー賞ノミネート。そんなにすごい、とは思わなかったけど、いい映画。要するに「好きこそものの上手なり」「人は誰でも向き不向きがある」つまり、「教育とはそれを見つけ、引き出し、伸ばすこと」。
コレについても、いつか本を書きたい。世界の人たちを幸福にして、戦争なんてなくなる。たぶんね。
最近、マゴに誘われて時々映画に行ってる。前回は「イニシェリン島の精霊」。彼の「向き」は、なんだろう。家に帰って、遅い夕食を食べながら、一緒に「ノーカントリー」を見た。彼、アカデミー賞に凝ってる。
「人口減 首長の9割が〈深刻〉」「統一選争点〈子育て支援〉最多」色々やってるけど、根本的解決策は、「地方創生」だと思う。地方創生の根本的解決策は……。またかと言われるからここまで。
今日は大阪。途中までマゴと一緒に行く。彼はまだ寝てる。寝る子は育つ。なるほどね。
「神戸測候所」
そぼ降るアメ。シトシトシト。ホーホケキョ。ウグイスさんは元気だね。
昨日は忙しかった。午前中、お客さん。午後から東京とのオンライン会議。来週の会議の打ち合わせ。原子力関係なんだけど、なんだか昔に戻ったようで、ホッとする打ち合わせ。どうしても書きたい本がある。世界を変えるシステム。その関係で、日曜日にもお会いする人がいる。どうか、期待外れになりませんように。
その後、オフロに行って、帰ってから打ち合わせ。来週火曜日の東京行きに持っていく資料など、色んなこと。主に『The Wall』『The Gene of Life』『RANSHIN』について。『紅い砂』『命の遺伝子』『乱神』ね。うまく行けばいいんだけどね。
「米破綻銀の親会社破産申請」「資産整理、返済に充当」経済についてはほとんど知らないけど、リーマン・ショックを思い出す。「米、金融規制強化へ」「SVB親会社破産申請」なんだか、けっこう大事が起こってるらしいけど。バタフライエフェクト。円高になってほしいね。すぐに動きたいけど、ボクの「円」は……。かなり、サビシイ。
今日は夕方から出かける予定なんだけど……。明日は大阪。