災害サバイバル小説の第一人者からのメッセージ「富士山大噴火への秒読みは始まったが、被害を最小限にする手段はある」
高嶋哲夫氏は、これまでに日本列島を襲う巨大自然災害をテーマにした3作の小説作品を発表してきた。
首都圏直下型地震を描いた『M8』(2004年)、東海・東南海・南海巨大地震と大津波を描いた『TSUNAMI』(05年)、巨大台風の襲来で首都東京が水没の危機に瀕(ひん)する『東京大洪水』(08年)。
これら3作の主要人物には同一の地震学者、災害救助活動に力を尽くす自衛隊員、政治家らが登場し、24日に発売となる最新作『富士山噴火』でも彼らがストーリーを動かしていく。高嶋氏に聞いた。
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