沖縄4日め

津堅島、勝連城の花々。

辺野古、残波岬を中心に。辺野古には何度も行ったけど、今回は急激に工事が進んだといった感じ。大浦湾の南側と北側から見た。埋め立ての堤防と、その周りの侵入を防ぐフェンス。その周りを数隻の船が見えた。
基地前の道路淵には、反対の人たちのテントが連なっている。しかし、人はまばら。日本のある種の運動の象徴的場所。色んな矛盾をかき集めて、煮詰めて、刺激的な調味料を放り込んだ感じ。
もう理屈なんて通用しない。ただ、双方が言い合うだけ。どっちが正しいかなんて、どうでもいい。なんで、辺野古なのか……分かり切ってる。
この辺り、小説の中にしっかり描きます。直接的じゃないけどね。本質は間違わないように。
太平洋を見て、東シナ海に抜けた。残波岬に。なかなか、刺激的な光景です。波と風の芸術というか、力だね。切り立ち、削られた崖。落ちると、痛いだろうな。表面、ギザギザ。
灯台の上から見ると、足がすくむ。ブルブル。
この地には色んなモノがゴチャ混ぜに詰まってる。でも、おそらくほとんどの人は知らない。本当はひどく単純な話なんだけど。考えようとしない、何も変わらないと思ってるのか。