黒古一夫さん『原発文学史・論』

『原発クライシス』(集英社刊。旧題『スピカ』)が取り上げられています。

 

-------

第五章 「安全神話」への挑戦  高村薫・東野圭吾・高嶋哲夫の試み
〈1〉「安全神話」
〈2〉可能性としての「原発小説」─『神の火』(高村薫)と『天空の蜂』(東野圭吾)
〈3〉「原発テロ」の恐怖─『スピカ─原発占拠』(高嶋哲夫)

 

出版社: 社会評論社 (2018/6/13)
ISBN-13: 978-4784519200
発売日: 2018/6/13

【内容紹介】

〈フクシマ〉から七年。原発という存在の危機。「文学の役割」を、現代の文学者たちはどのように意識し、表現(創作)活動に関わってきたか。福島原発事故以前の作品から事故後の作品までを論じ、その想像力の射程を「通史」として見渡す。