2月4日
気がつくと、2月になっていた。年とるの早いはずだ。
1月は東京2度、岡山2度、岡山はけっこう長かった。ここ何十年、ボクの1年は岡山で明けて、岡山で暮れる。いいことか、また……。まあ、いいこととしておこう。母上、ゴメン。
そして、2月は東京で始まった。
「沖縄」「原子力」「教育」そして、「老人」が頭の中をグルグルグル、ね。アッ、「脳ミソ」と「壁」にもとっぷり浸かってる。
前の2つ、はチョット大事な仕事。これは、長い目でじっくり考えなくてはいけない問題。表面だけを見て、ワイワイ騒いでる人が多すぎる。感情と、基本の考え方の違い、だけでは解決しない。
辺野古にしても、福島にしても、10のうち、1か2の知識で騒いでる、善良で無知なマジョリティが、問題を複雑で困難にしている。せめて半分知れば、考え方も変わるのに。変わらなくても、新しい見方が出来る。
ワッ、ゴメン。本心だとしても、漏らすべきじゃなかった。ボクは蚤の心臓の小市民です。
2月4日の「日刊現代」にチョットだけ書いてます。ほんのチョットだけど。アッ、今日出るんだ。
「脳ミソ」は終わり。読み返して直していると、「死ぬ」のって、どうでもよくなってきた。考えるのメンドウ。これが歳を取るということなんだろうね。最近は、「死」が身近になったせいでもあるのか。友人がお正月に亡くなった。
今は「壁」。これは依頼原稿でないのでどうなるか。日本人は一人も出て来ない。新しい考え方だと言えば、そうだけど。今年はこれにかける。「壁」だけに、「壁」は高いけれど。アーア。
色々難しい。本当は単純なんだけど。
人は自分の不幸を人の不幸で慰める。ボクの場合、今はゴーンさん。ゴメンね、ゴーンさん。
東京は寒かった。ホント、風がピューでブルブルブル。拘置所、冷房はないって聞いたけど、暖房はあるよね。今はエアコン付きかな。これって新聞テレビで言ってるのかな。全館、冷暖房だったりして。だったらボクも、パソコン持たせてくれるなら。三食付きだし。
さあ、バカ言ってないで、「壁」と向き合おう。人生を考えながら。人生を変えるために。