近況報告(8/2)

夏だ。ミンミン、シャアシャア、ギンギンの夏。

おまけにエアコン壊れてる。隣の部屋のエアコン全開して、扇風機で冷風を吹き込んでる。実家と同じだ。アーア。

7月はピュー。何やってたんだろ。思考力ゼロで、すぎていった。

東京、大阪、三宮、敦賀、そして毎週岡山玉野。バタバタバタ。コレが生きるということか。

 

昨日、敦賀から帰ってきた。昔の職場のシゴト。重要で遣り甲斐があると信じている。でも、疲れた――。

「もんじゅ」。湾の奥、山の中腹に丸い頭の円柱。

もう20年近く前から何度も見慣れた光景。ボクは嫌いじゃない。夢の原子炉。始めて見た時から止まってたけどね。

そして、「ふげん」。廃炉は順調に進んでいる。

 

「福島第二原発」の廃炉が決まった。

『福島第二原発の奇跡』(PHP研究所)を書くために何度も行って、「あの日」に対応した人たちの話を聞いた。

問題点も明らかになってる。どうすればいいか。電源一基……。かなりザンネンでサビシイ。

「もんじゅ」についても同様。多くのノウハウが得られたはず。今後の廃炉過程でも得られるはず。将来に生かしてほしい。

これで日本の原発は半分近くが廃炉になる。技術継承を強く望みます。

 

やはり、一番重要なのは多くの人たちへの科学的知識の普及と、合理的な思考法。

コノ問題、廃炉過程でも足を引っ張るんだろうね。いや、すでに最大の問題になってる。

 

さて、日本にとって一番の問題は「南海トラフ地震」。世界にとっては「地球温暖化」。

前者は「ある日、突然」。後者はジワリジワリ。でも、かなり切迫していることは事実。

どちらも一国では乗り超えられない。お隣さんとケンカしてる場合じゃないんだけどね。小説化したいなあ。

 

8月10日(土)「首都移転を考えるフォーラム」

『首都崩壊』(幻冬舎文庫)絡みです。この本、ボクのミライの日本の姿です。

 

 先月刊の本。

『レキオスの生きる道』(集英社文庫)

 利権まみれの沖縄。それを救うために立ち上がった、若き女性政治家。フクシマが沖縄化する現在、是非読んでね。

https://www.amazon.co.jp/dp/4087440079/takashimatets-22/ref=nosim

 

そして、来週は『ハリケーン』(幻冬舎文庫)が出ます。

https://www.amazon.co.jp/dp/4344428854/takashimatets-22/ref=nosim

 

人は誰しも心にハリケーンを持って生きている。孤独、苛立ち、怒り、無力、義務……。

一見何のつながりもない三つの家族。一つの巨大台風に引き寄せられ、すれ違う時、奇跡が生まれる。

さあ、明日は岡山玉野。それまでに……。