近況報告(2020/02/01)

この半月間で色々起こった。ボクは完全にアップアップ。

でもブクブクはいかない。なんとか、はい上がる。

 

1.17——阪神・淡路大震災。新型コロナウイルス。そして……。まあ、いろいろね。

2020年の1.17は、ボクには忘れられない年になる。

詳しく語るには、もう少し時間が必要。

「時」はすべての特効薬。忘れられなくとも、心を癒してくれる。

東京では、多くの方たちと会ってきました。楽しく、有意義な時間でした。

 

https://ux.nu/9YKU8

 

自然災害もパンデミックも定期的に起こる。これは、偶然でもたまたまでもなく必然。

地震は起こるべきして起こる。

地下のプレートには、日々少しずつ少しずつ、歪(ひずみ)が溜まりつつある。

限界が来て、それが大きく放出されただけ。

 

小動物の体内にはウイルスが静かに共存している。突然変異かも知れない。

人の移動が広範囲になり、小動物の生息域とオーバーラップする。

あるとき、ウイルスが小動物から人に移動する。

人に感染したウイルスの移動は早い。現代の交通網に乗って移動していく。パンデミック。

 

〈範医師は、医学生のとき学んだスペイン風邪を思い起こした。

 一九一八年から翌年にかけて世界中に流行したインフルエンザだ。感染者六億人、死者は四千万人から五千万人。一説には一億人が死亡したとも言われている。〉

(『首都感染』)

https://www.amazon.co.jp/dp/B01DLYGWKS/

 

2010年、「パンデミック」という言葉がさほど一般的ではないころ、この本を書いた。

 

致死率60%を超えるウイルス。

ここでは10億人以上の人を殺してしまった。

ゴメンなさいね、人間さま、神さま、仏さま。

 

〈この世界を震撼させたパンデミックはおおむね終息しました。今回のパンデミックで人類は、大きな悲しみを共有しました。しかし世界中の英知の結束と広い慈愛の精神により、乗り越えることが出来ました。だが、この地球上のどこかでは、まだ見えざる敵が私たちを滅ぼそうと狙っているのです。このパンデミックは、私たちは私たち同士の愚かな争いに心を悩まされるのではなく、心を一つにしてさらに強力な敵に向かう準備をすべきだという教訓を残してくれました。今後も人類はどのような試練が立ちふさがろうと、克服できると信じます。私たちは希望という言葉を人類共通の言葉として進んでいくことでしょう。神と共に〉

 

人類はお互いに憎しみ合い、軍拡競争を続けるのではなく、もっと単純に「生」を喜び分かち合うべき。

とくに今は、そう思う。

 

さて「新型コロナウイルス」、かなりひどいことになってきた。

致死率がSARSの4分の1程度でも、感染率が4倍なら亡くなる方も同じ。コワいよ。不安を煽るわけじゃないけど。

 

さて、今年は育った県、岡山とも関係を持ちたいと思っています。

2月7日(金)、岡山に帰ります。で、こういうものに出るつもり。

https://www.facebook.com/okayama.godo/

 

きっと、知り合い誰もいない。だれか、一緒に行きません? 

会場で見かけたら、声をかけてください。

4月には、「クラウドファンディング」もやります。

https://takashimatetsuo.jimdofree.com/2020/01/31/チラシ/

 

現在『The Wall』(邦題『紅い砂』)の校正ゲラのチェック中。根性入れてます。

 

あっ、今月の半ばすぎに沖縄で講演。

「沖縄について思い浮かぶ言葉、〈ワン・ワード〉を求めています」

いろんなこと、よろしくね。

人は一人では生きられない。最近、とみにそう思います。