2020年11月30日、言視舎より福原加壽子さんの『骨の記憶 七三一殺人事件』が発売されます。帯を担当させてもらいました。
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<あらすじ>
「この秘密は墓場までもっていけ」――そんな無法がゆるされるのか?
どんな大義があろうと戦争は徹頭徹尾おぞましい。それを直視し、忘却してはならない。
フィクションを通じて、戦争犯罪の社会的隠ぺいの構造を問う意欲作。
[ものがたり]戦争孤児から苦学の末フリーのジャーナリストとなった紘一は、戦後の暗部からやがて「七三一部隊」の闇に引き寄せられていく。真実を追求する過程で逢着した行方不明だった姉の消息。物語は終戦間近の旧満州にさかのぼる。部隊の撤収時に何が起こったのか? そして隅田川の遺体はだれなのか?……