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日記

「神戸測候所」

曇ってる。陽の輝きなし。ただし、神戸バージョン。昨夜、今日になる前に帰ってきました。

昨日は、午前中、『首都襲撃』のゲラチェック。実家の元子供部屋、父親の書斎での初仕事。なかなか具合はいい。でも、色々と不足はしてる。個人的インフラ不足ね。座ってて手を延ばせば、というわけにはいかない。いちいち、下に降りて……。この階段、両親は上り下りできなくなってた。タブン、いつの間にかそうなり、二階の存在を忘れる。そして……。メチャメチャ悲しいね。歳を取るということの典型だ。こういうこと、反面教師として、後世に残したいんだけど。『ボクの歳をとる、ということへの教訓と反逆』。色々と示唆に富んだものとなる。どこか、本にして。優秀な編集さんがいればね。

午後二時すぎ、低めに設定したノルマ達成。で、スーパー、給油、お墓参り。家に帰って、タンスにショウノウ。梅の木を揺らせて落ちてきた梅だけを集めた。で、梅酒と梅ジュースをひと瓶ずつ。まだ、かなり梅の実が残ってる。チョット取るのが早いんだと思う。小ぶりで硬い。六月、最後の週は岡山にいなきゃならない。岡山市内で、ある会合。で、帰ってくる。それまで頑張って、丈夫に大きく育ってますように。

「火災旋風 避難者襲う」「発生110個消防能力上回る」これ、関東大震災ね。今年は100年だ。10万人以上が亡くなった。東京直下型地震が近いといわれる。『M8』(集英社文庫)は東京直下型地震ね。

今日から平常。ノルマを決めて、日常復活。来週は東京。これは少し長くなる。それまでに、『首都襲撃』のゲラを戻さなきゃ。今日はまず、エッセイの戻し。二行増やして、写真で送る。便利な世の中になった。でも、主人公はあくまで人間ね。