六月一日 「近況」 六月二日だけど、一日の気分で書いてます。色々バタバタしてたのと、一人体制になったので、遅れてゴメンなさい。 二〇二四年、前半の最後の月。早いなあ。ピュー。ボクは何をしたんだろう。 現在、岡山玉野の実家。町内会の草取りで帰ってきました。一人で両親たちのことを考えていると、否応なく生と死を考える。人生をね。こういうの書き出すと長くなる。いつか、本にします。ボクの生死感など誰も興味ないだろうけど。今まで書いた本にも、けっこう秘めたつもりなんだけどね。想いあまりて力足らずか。『ファミリー』には、ほんの少しだけ。ずっしりと。九月刊。タブンだけど。泣いてください、笑わないで。 ヤングケアラー。 ◎六月十五日に『パルウイルス』の文庫が出ました。人類最悪のウイルスの宿主を追って、アメリカ大陸、アラスカ、シベリアへ。地球温暖化、融け出す永久凍土、パンデミック……日本の人、あまり興味はないかな。でも、スゴク、すごく、凄く、大事なこと。勉強になりますよ。コロナウイルスの宿主、結局どうなったの。誰か教えて。 今年中に英語版を出したい。でも、円安だからね。政府と日銀、何をしてるのかね。でも、増刷が決まりました。有り難うございました。 https://www.amazon.co.jp/dp/4758446385 「人類は自らの欲望に任せ地球を破壊しようとしている。……このままウイルスを放出して、地球を救うことが神が望んでいることなのかもしれない」 「人類の歴史はどこかで途切れてもおかしくはない。むしろ、その方が自然なのかもしれない」 「すべて、人間の身勝手が引き起こすことだ。お互いに殺し合い、傷つけ合うのは人間だけということだ」 「宿主を見つけ根絶しない限り、いくら感染を抑えこんでも、ウイルスは必ずいつか復活するからね。ひょっとして、さらに凶暴なウイルスとなって」 「勝ったんだろうな、人類が」「だが、彼らは復活を狙っている」 「……私たちはコロナウイルスによって、十分な教訓を得て、学んだ。だがコロナウイルスによるパンデミックは、ウイルスとの戦いの序章にすぎない」 「本当は人間を愛していたんだ。生き残ってほしいと願っている。だから我々に現実を伝え、時間をくれた。自らの行為で滅びるのではなく、もっと賢くなって生き残れと」 日本じゃ、こういうの難しいだろうな。花鳥風月の国だから。で、『ファミリー』何とか書き上げ、編集さんへ。ヤングケアラーの話です。ちょっと切り口を変えました。 ミステリー。泣いてください。笑わないでね。 今日の夜、神戸に帰ります。月曜日の朝、『ファミリー』をプチッ、して『チェーンディザスターズ』コレは20日にプチっ。 新しい月、良いことが起こりますように。