10/12(土)
「神戸測候所」
見上げると、満天の星。オリオン座がくっきり。空気が澄んでいるのか。ただし、午前二時すぎの岡山玉野の空。実家の庭で空を見上げる。
昨日はーー昼に集中講義のレポートの採点は終わった。でも、もう一度見直したい。ボクは感想をつけて、すべて生徒に返すことにしている。でも脳ミソ、凍結している。で、あと一日必要。でも、今日中に実家に帰らなきゃならない。土曜日は「柿とり」と、人に会う。日曜日は吉備路文学館。原爆関係の映画「ある晴れた夏の朝」。そのまま神戸へ。日本被団協、ノーベル平和賞、オメデトウ。
早めに帰ることにして、午後八時前に家を出た。高速道路を降りて、バイパスに入ったところで、アアあーーー。スマホがない。バイパスを出て、探したが……。玄関に忘れてる。どうしよう。今のボクにはスマホがなければ死にはしないけど、赤ちゃん同様。仕事ができないし、予定も分からない。テザリングが出来ないので、パソコンも使えない。で、大した迷いもなくゴーホーム。でも、自分がどこにいるのかも分からない。カーナビの従うまま。家に帰って、スマホを持って、このまま実家か。ヤバいと思って、「塔の上のラプンチェル」を見た。タブン何度目かだけど、新鮮に見ることができた。きっと神さまがこれを見せるために、スマホを忘れさせたのだ、と思いつつ。きっと、何かの意味がある。そうでも思わないと、やりきれない。「すべての業には意味がある」「時」もだけど。
で、十一時半ごろ再び岡山へ。で、到着は今日の二時すぎ。でも、庭を見て……。かなりショック。アーア。なんで……。