日刊ゲンダイ『日本核武装』インタビュー

日刊ゲンダイの2016年10月13日記事に、『日本核武装』著者インタビューが掲載されました。

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 本紙で2014年6月から12月まで連載された「日本核武装」がこのたび単行本として刊行された。尖閣諸島をめぐって海上自衛隊と中国の艦船のにらみ合いが続く中、核兵器製造に関する極秘リポートをめぐるリアルサスペンス小説だ。
「単行本化するにあたり、開発製造された核兵器の行方を後半の物語として書き加えました。連載中は実際に起こっていた尖閣諸島問題などを物語の背景に書いてきましたが、2年経った今も社会情勢は変わっていない。それどころか状況はますます悪くなっている感じさえします。そんな中で改めて日本における核や、平和維持について考えながら加筆し、この作品を仕上げました」
 交通事故に遭った防衛省の職員が持っていたリポートが明るみに出たところから物語は始まる。防衛省の印が押してあるそれには、核爆弾開発の工程、プルトニウムの量と入手法など、ウラン型、プルトニウム型核爆弾を製造するための必要事項がすべて記されていた。表沙汰になれば日本の孤立は必至――。

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/191650